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R7分析中

NBAで「出場微妙(Questionable)」とされた選手は、本当に出場する?

「出場微妙(Questionable)」とされた選手が、最終的に何割実際に出場したかを集計します。市場がこの不確かさを正しく見積もっているかどうかは、次のステップで確かめる課題です。

結果のステータス 暫定結果 · 最終更新 2026/10/21
研究情報
開始日 2026/10/21研究期間 1日経過/予定21日間最終更新 2026/10/21
研究チーム Mysports.ai 研究チーム結果のステータス 暫定結果計画の登録 2026/10/21
このページの目次

主な発見

現時点の発見
試合開始2時間前に「出場微妙(Questionable)」とされた主力選手のうち、実際に出場した割合:56%

2024-25と2025-26の両シーズンのレギュラーシーズンで、のべ2,559人のうち1,423人が出場しました(誤差の範囲は53%〜58%)。主力選手=直近10試合の平均出場時間が20分以上の選手。外部のサイトで似た全体の数字が公開されているため、この部分はブラインド(結果を知らない状態での)検証ではありません。

  • 「出場は厳しい(Doubtful)」の選手はほぼ全員が出場せず(1.3%)、「出場見込み(Probable)」の選手はほぼ全員が出場しました(97.3%)。
  • 試合開始まで12時間を切ってから「出場微妙」とされ始めた選手は、47%しか出場しませんでした。もっと早く指定された選手は60%です。
  • 試合開始2時間前の時点でまだ「出場微妙」とされていた選手のうち、最終的に公式に「出場可能」に変わった選手は98.6%が出場しました。最終的に「欠場(Out)」に変わった選手は、今回のサンプルでは一人も出場しませんでした。
  • オッズ:ホームチームにアウェーチームより「出場微妙」の主力選手が一人多くても、その後試合開始までにオッズがどちらに動くかは見えませんでした(オッズから換算した勝率で平均わずか+0.01パーセントポイントの差、誤差の範囲は−0.23〜+0.25)。これは市場が正しく見積もっているという意味ではなく、この方法では見えなかったというだけです。

やさしい解説

何を知りたいのか?

NBA公式の負傷者レポートでは、選手に「欠場(Out)、出場は厳しい(Doubtful)、出場微妙(Questionable)、出場見込み(Probable)」などのステータスがつけられます。私たちがまず知りたいのは、「出場微妙」とされた選手が最終的に実際に出場した割合はどれくらいか、そしてそれが選手の重要度や試合開始までの時間によって違うのか、ということです。市場がこの不確かさを正しく見積もっているかどうかは、その次に確かめます。

どうやって調べるのか?

R1で整理済みの公式負傷者レポートとその公開時刻(レポートの頻度は途中で変わっていて、2025-26シーズン途中の制度変更後は、およそ15分ごとに出ています)、そして選手の出場記録を使って出場率を計算します。Polymarketのオッズは「チームが勝つかどうか」のオッズで、「選手が出場するかどうか」のオッズではありません。そのため、この版では「試合前につけられたステータスから、その後のオッズの変化を予測できるか」だけを見て、オッズから出場確率を逆算することはしません。

研究方法の説明図 · まだ研究結果ではありません

「出場微妙」から「本当に出場」までを追跡

試合前:出場微妙
実際に出場した
どちらも集計に入れる
実際は出場しなかった
どちらも集計に入れる
  1. 01
    まず試合前のステータスを記録

    事前に決めた同じ時刻に、選手が「出場微妙(Questionable)」とされているかを記録します。

  2. 02
    試合後に出場記録を確認

    出場した選手も一件、出場しなかった選手も一件として記録します。出場した人だけを選ぶことはしません。

  3. 03
    実際の出場率を計算

    出場した回数 ÷ 条件に当てはまるすべての回数。同じ選手でも、試合が違えば別々に記録します。

  4. 04
    さらに条件ごとに比べる

    たとえば、試合開始までの時間や選手の重要度が、出場率と関係しているかを見ます。

これは研究方法の説明です。実際の出場率は、上の「主な発見」をご覧ください。チームが勝つ確率は、選手が出場する確率と同じではありません。

今わかっていることは?

試合開始2時間前に「出場微妙(Questionable)」とされていた主力選手のうち、最終的に出場したのは約56%でした。「出場は厳しい(Doubtful)」の選手はほぼ全員が出場せず、「出場見込み(Probable)」の選手はほぼ全員が出場しました。試合開始まで12時間を切ってから指定され始めた選手は47.3%、もっと早く指定された選手は59.8%が出場しました。オッズについては、このステータスから、その後試合開始までの変化を予測できる様子は見られません。

予測にどう役立ちますか?

「出場微妙」を見たら、「必ず出る」や「必ず出ない」と考えるより、「半分を少し超えるくらいの確率で出る」と考えるほうが妥当です。今回の選手の中では、試合開始まで12時間を切ってから指定された選手は、全体として出場が少なめでした。ただし、二日連続の試合の二試合目は、レポート提出のルールのせいで指定が遅くなることが多いため、一律に出場の可能性を低く見積もることはできません。最終的に公式に「出場可能」に変わった選手は、ほぼ全員が出場します。

まだ言えないことは?

Polymarketには「チームが勝つかどうか」のオッズしかなく、「選手が出場するかどうか」の市場はありません。そのため、この版では、市場が出場確率を正しく見積もっているかは判断しません。オッズに変化が見られなかったのは、この方法では見えなかったというだけの意味です(おおよそ0.34パーセントポイント以上でないと見分けられません)。外部のサイトで出場率の一部が公開されているため、私たちの数字の一部はブラインド(結果を知らない状態での)検証ではありません。

このページで使う用語

出場微妙(Questionable)
NBAの負傷者レポートのステータスの一つで、選手が出場できるかどうか、まだわからないことを表します。
チームの勝利オッズ
Polymarketでの「あるチームが勝つ」のオッズ。みんなが考える、そのチームが勝つ確率をおおまかに表します。選手が出場するかどうかのオッズではありません。

詳しい結果

試合開始2時間前のケガのステータス別、実際に出場した割合

2024-25と2025-26の両シーズンのレギュラーシーズンにおける主力選手(直近10試合の平均出場時間が20分以上)。

出場見込み(Probable)97.3 %
出場微妙(Questionable)55.6 %
出場微妙(Questionable):早めに指定59.8 %
出場微妙(Questionable):遅めに指定47.3 %
出場は厳しい(Doubtful)1.3 %

事前に決めた計画どおりに計算|ステータスは試合開始2時間前の時点のもので、少なくとも15分以上掲載されていたもの|「早めに指定」=試合開始の12時間以上前から指定、「遅めに指定」=12時間未満|出場=公式の試合ごとのデータに出場記録がある(1分未満も含む)。

研究の仮説さらに詳しく
  • H1試合開始2時間前に「出場微妙(Questionable)」とされていることで、その後試合開始までのオッズの変化を予測できる → 効果は見られません(オッズから換算した勝率で+0.01パーセントポイント、誤差の範囲は−0.23〜+0.25)証拠不十分
  • H2「出場は厳しい(Doubtful)」のステータスで、オッズの変化を予測できる → 効果は見られません証拠不十分
  • H3「出場見込み(Probable)」のステータスで、オッズの変化を予測できる → 単独で見ると少し効果がありますが、複数の検定をまとめて補正すると成り立ちません。両シーズンで方向も一致しません証拠不十分
  • H4「出場微妙」の選手の出場率は、選手の重要度によって違う → スター選手のほうがやや高い(57%対54%)ものの、補正すると成り立ちません証拠不十分
  • H5前日にも試合があった場合(二日連続の試合の二試合目)は、出場率が違う → 統計モデルの上では成立しますが、そのままの出場率はどちらのグループも約56%です。結果を見た後に初めて分けて調べると、二日連続の試合の二試合目では、のべ540人のうち536人が遅めに指定されていました。これはモデル上の違いを理解する助けにはなりますが、二日連続で試合があること自体が出場率を変えることの証明にはなりません今回のサンプルでは支持
  • H8試合開始まで12時間を切ってから「出場微妙」とされた選手は、出場率が違う → 成立(47%対60%)今回のサンプルでは支持

研究の背景と価値

「出場微妙(Questionable)」は、負傷者レポートの中で最も不確かで、最もよく見かけるステータスです。これを実際の出場率に置き換えられれば、モデルは各試合のメンバーをより正確に見積もれます。

最新の進み具合

最新の進み具合:主な結果が出て、外部のコードレビューにもとづいて報告の言葉づかいを修正しました

次のステップ:データの利用許可を確認してから公開します。2026-27の新シーズンでは、固定済みのルールでもう一度確認します

研究の進み具合

  1. 新しさ(先行研究の有無)を確認し、二回の外部のコードレビューを経て計画を確定、タイムスタンプを付与
    2026-10-21
  2. データを整理し、六つのチェックポイントを通過
    2026-10-21
  3. メイン分析が完了し、外部のコードレビュー後に修正
    2026-10-21
  4. データの利用許可を確認してから公開進行中
  5. 2026-27シーズンの新しい試合でもう一度確認

研究方法

知りたいこと

  • 「出場微妙(Questionable)」とされた選手は、最終的に何割が実際に出場するのでしょうか?選手の重要度、前日にも試合があったか、試合開始までの時間によって違うのでしょうか?
  • 試合開始2時間前のケガのステータスから、その後試合開始までのオッズの変化を予測できるのでしょうか?

方法の概要

  • 出場率:2024-25と2025-26の両シーズンのレギュラーシーズンにおける主力選手(直近10試合の平均出場時間が20分以上)について、試合開始2時間前の公式負傷者レポートのステータスを見て、公式の試合ごとのデータに出場記録があるかと照らし合わせます。
  • オッズ:2025-26シーズンの1,091試合で、試合開始2時間前と5分前のPolymarketのオッズを比べます。どの試合でも、比較の終点となるオッズが、実際の試合開始より前のものかを確認しています。
  • メインの検定は一つだけです(H1)。ほかの五つはまとめて「多重検定の補正」を行い、「何度も試せばいつか当たりが出る」ことを防いでいます。
  • 40人分を人の手で抜き出し、NBA公式サイトの試合ごとのデータと照らし合わせたところ、誤りは0件でした。六つのデータチェックポイントもすべて通過しています。

データの出どころと限界

使っているデータ(すべて公開・無料)

  • NBA公式の負傷者レポート(R1で整理済み)
  • NBA選手の試合ごとの出場記録
  • PolymarketのNBA各試合のオッズ

限界

  • Polymarketには「チームが勝つかどうか」のオッズしかないため、この版では、市場が考えている出場確率を推定も判断もしません。
  • オッズは5分ごとの記録で、買値と売値はありません。おおよそ0.34パーセントポイント以上の変化でないと見分けられません。
  • オッズのサンプルを選ぶときの取引量の基準には、試合後に取得した累計の取引量を使っています。そのため、試合前に使える試合選びのルールとして、そのまま使うことはできません。
  • 外部のサイトで出場率の一部が公開されていて、私たちのサンプルと重なっているため、出場率はブラインド(結果を知らない状態での)検証ではありません。

更新履歴

バージョン履歴

  1. v1.0-結果2026-10-21

    主な結果が出ました。外部のコードレビューを受けて報告の言葉づかいを修正し(「ずれが見られない」を「市場が正しく見積もっている」とは言わない)、プログラムのチェックも追加しました

  2. v1.02026-10-21

    研究計画を確定し、タイムスタンプを付与(第一版では、市場が出場確率を正しく見積もっているかは判断しません)

研究の記録

計画ファイルの指紋(SHA-256)
やさしい言葉で書いた計画d687a2aa3c048468c1436f58d688e1a9b5a1f776689653f5dcf8dac215b8007a
技術付録049743c91b6bcbe505f26cc381ea4c6ef415d4ee2bd06f53ab621e35cb9723db
2026/10/21にOpenTimestampsでビットコインのブロックチェーン上の公開記録に刻印済み
計画の変更:17件(すべてGitHubのDEVIATIONS.mdに掲載)
コードとデータ:研究の完了時に、結果とあわせて公開
画像:研究テーマをイメージしたAI生成画像です。実在の選手や出来事の写真ではありません

このページの内容は研究の記録であり、参考情報にすぎません。いかなる賭けのアドバイスや利益の保証にもあたりません。